FXトレーダーにとって他人の不幸は蜜の味だ

FXトレーダーにとって他人の不幸は蜜の味だ

一般的な社会常識からすれば、他人の不幸は蜜の味などというのはひんしゅくを買うのかもしれませんが、ことマーケットに関していえば、まさに他人の不幸は蜜の味になります。

 

自分とは反対のポジションを取っている人が窮地に追い込まれるほど、自分の利益が大きく伸びるからです。たとえば、レンジ相場が続いていたとしましょう。ここではデイトレード必勝法ですから、あくまでも5分足で見ていきたいと思います。

 

ドル円相場がが、1ドル=90円40銭から90円47銭くらいのあいだを、何度も行ったり来たりしていたとします。このような状態が続くと、90円40銭近辺には買いポジションが増える一方、90円47銭近辺には売りポジションが増えてきます。
このように買いと売りの勢力が桔抗するなかでレンジ相場が形成されますが、それもずっと続くわけではありません。何かの拍子に措抗が崩れ、米ドル高、米ドル安のいずれかにマーケットは大きく動いていきます。

 

このように、マーケットが大きく動き始めたところが、レンジブレイクということになります。たとえば、米ドル買いの勢力が強く、1ドル=90円47銭というレートを超えたら、その先、もう一段の米ドル高になる可能性が高まります。というのも、90円50銭、90円52銭というように米ドル高が進むにつれて、90円47銭で米ドルを売っていた勢力は、含み損を抱えて着実に苦しい状況に追い込まれていくからです。当然、その先にあるのは損切りです。

 

「マーケットがいちばん大きく動くのは、損切りの動きに拍車がかかったとき」です。売り手の損切りは、買い手にとって大きく利益を伸ばすチャンスになり、買い手の損切りは売り手にとって大きく利益を伸ばすチャンスになります。まさにこのときこそが、蜜の味というわけです。